村田椰融の「妻、小学生になる。」1話ネタバレ・感想(考察)・無料試し読みを紹介します。
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妻、小学生になる。 1話ネタバレ

作品名:妻、小学生になる。
作者:村田椰融
出版社:芳文社 / 週刊漫画TIMES
単行本:1巻収録
ネタバレ話数:1話
漫画のジャンル:夫婦・家族・純愛・年の差・ホームドラマ・感動
妻が生まれ変わり?
10年前に妻が事故で亡くなり、新島(にいじま)家には笑顔が無くなっていました。
夫の圭介(けいすけ)、娘の麻衣(まい)にはほとんど会話もなくコンビニで買ってきたお弁当を夕食として無言で食べていました。
しかしある日インターホンが鳴り響き、そこには小学生が立っていて10年前に亡くなったはずの妻、貴恵(たかえ)だと言います。
もちろん簡単に信じられるはずもありませんが、プロポーズの場所、結婚記念日、家族旅行の話などを家族しか知らないことを話し貴恵だと確信するのでした。
妻が生まれ変わってからの新島家
10年前に亡くなったはずの妻が生まれ変わったと知り、新島家には笑顔が返ってきました。
圭介は貴恵を心から愛していましたので、生まれ変わった貴恵にあってからは人が変わったように明るくなりました。
職場でも部下に話しかけることもなかった圭介が自分から話すようになったのです。
涙の愛妻弁当
この日の圭介の昼食は愛妻弁当でした。
小学生になった貴恵が早起きをして手作り弁当を届けてくれたのです。
10年前までは毎日作って会社へ持たせてもらっていた愛妻弁当。そこには貴恵が抜けている圭介に魂を込めた弁当を渡す日課がありました。愛情のこもった本当に美味しいお弁当、毎日作ってくれると約束してくれていたお弁当は貴恵が事故で亡くなってからは2度と食べられることはないと思っていました。
その日の昼食では1人涙を流しながら10年ぶりの貴恵のお弁当を食べていました。
2度と食べることのできなかった妻の愛妻弁当、それは本当に美味しく完食しました。
少しづつ変わり始める日常
貴恵が生まれ変わってからは少しづつ新島家にも光が出てきました。
麻衣は家から出ることなく、在宅ワークをしていましたが新しいスーツを買いに行き資格をとったり、転職を考えて前向きな人生を歩み始めました。
圭介はコンビニのお弁当ではなく、自分が夕食を作り笑顔で食卓を囲む日々を取り戻しつつありました。
今までは亡くなった妻の悲しみを乗り越えらえれず失った部分をそのままにしている毎日でしたが、欠けしてまった部分と向き合って生きていく人生を歩み始めました。
妻、小学生になる。 1話の感想(考察)
「妻、小学生になる。」の1話を読んだ感想です。
亡くなったはずの妻がまさかの小学生で返ってくるという設定がとても面白いです!
体は小さくなっても性格や話し方は貴恵の性格そのままのため、見た目のギャップにも笑ってしまいます。
私にも妻がいて家族がいるのでもしも同じようにある日突然、家族を亡くしてしまうことがあれば絶望を感じると思います。
ただ、この物語を通して家族の大切さや尊さを改めて考え直させられるのではないかと感じます。
これからもずっと家族で居続けることができるのか?貴恵が生まれ変わった小学生としての人生はどうなるのか?これからの展開にも目が離せません。